あるハゲを見直し、そして違うハゲが嫌になった。

学校の授業で、『見出しで言いたい事を表せ』といわれましたがまさにジャストその通りの見出しタイトルになってしまい、一体これ以上何を書けばいいのか
分からなくなってしまいました。まさかここまで端的に表現するとは。やるな俺。
んで多分一般人の方々は絶対に理解できるわけがないと思うので噛み砕いて説明いたしますと、上に書いたとおり今日は授業で化学の実験があったわけです。
そしてその化学の先生がとっても厳しい先生でしてね、仮に名前をY一としておきましょう。普通の先生はチャイムが鳴ってから教室へ向かうはずなのですが、
Y一先生は違います。チャイムが鳴ったと同時に教室に入ってきて、その時点で教室に居ない生徒は遅刻。そしてもしもプリントを入れたファイルなどを廊下の
ロッカー(シャレじゃないよ(>o<*))に忘れたので取りにいこうとするものなら早退扱い、しかも早退だけではありません。取りに行って戻ってきたら遅刻扱いです。
勿論授業中は私語禁止、携帯電話など取り出そうものなら恐らく窓から投げ捨てられるくらい殺伐としています。
がしかし、Y一先生にも少しだけ弱い部分があります。それが頭。頭といっても悪いわけではありません、実はこう・・・、なんだか少し髪の毛に段差がある
ような・・・髪が頭に乗っかっているような・・・ていうかこれズラだろ。と誰もが思うような決定的ハゲなのです。
そんな感じでY一先生は僕らの学年の生徒たちからの評価はぶっちぎりワースト1位に輝いてもおかしくないような素敵先生なのです。当然俺も
鳥インフルエンザが流行したら真っ先に死んで欲しい人としてY一先生をリストアップする位慕っていました。そして今日はそんなY一先生の
化学の実験。勿論失敗は許されません。慎重に作業を行う俺。・・・とその時、不覚にも薬品をこぼしてしまった!しかもそれは不運にも
水酸化ナトリウムという指先に付くと皮膚が少し溶けてしまうというかなーりモアデインジャラス(more dangerous)な薬品だったのです。アウチ!このままじゃ
動くかつおぶし削りといわれた僕の指が台無しになってしまう!どうすりゃいいんじゃーーー!
と、そこでY一がやってきた!このままじゃY一に見つかって減点+指クラッシュというドーハの悲劇以来の最悪の結末になってしまう。mohaちんピンチ!
だが次の瞬間、思いがけない一言が


『薬品をこぼしたら雑巾で拭けば大丈夫だよ』



俺は今、神を見た。
なんて優しいんだよY一、普通の先生ならありがとうございますくらいの感謝ですがあのY一が親切にしたとなると国が一つ動くくらいの大騒動です。ビビった
俺も


「え!?う、うああありがとうございますうあ。」


ともう既に薬品が脳まで達したんじゃないかってくらいのテンパリ度の返答をしましてね、ちょっと恥ずかしかったです。ま、いいか。どうぜY一だしな。
んで慌てながら雑巾で拭いた後、実験用具の中にあったフェノールフタレイン溶液*1を雑巾に垂らして赤く反応して水酸化ナトリウムはアルカリだから
反応するんだよと説明してくれたY一先生。確かにとっても参考になったんですがでもこれ洗うの俺だよね


まあそんなこんなありましたけれども実験は無事に終了。多分俺の班は良い評価を付けて貰えるはずです。今日はY一先生の頭部以外の(心の)輝きが見れたので
楽しかったです。次回はY一先生の頭皮に薬品が付けばさらに明るい授業が見れるんじゃないかと密かに期待する俺なのでした。おわり。

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*1:アルカリ性の水溶液に垂らすと赤く反応する試験薬。無害です。